【40歳でホルモン補充療法】私が治療を始めた理由と当時の気持ち

更年期・閉経

「もう間もなく閉経する」

40歳のとき、婦人科でそう言われました。

40歳の夏。昼も夜も関係なく、突然、顔や全身がカーッと熱くなっては寒くなることを何度も繰り返すようになった。

夜も暑さや寒さで何度も目が覚め、次第に寝つけなくなり、一晩で合計2〜3時間しか眠れない日もありました。

「もしかしたら、もう閉経したんじゃないか」

そう思いながら婦人科を受診し、検査を受けたあとに勧められたのが、ホルモン補充療法でした。

「これで少し楽になるのかも」

そんな期待がある一方で、「女性として終わったんだな」「もう子どもを望むことはないんだな」と、なんとも言えない気持ちもありました。

この記事では、私が40歳でホルモン補充療法を始めた理由と、治療を始めた当時の気持ちを振り返ります。

40歳でホルモン補充療法を勧められるまで

40歳でホットフラッシュと不眠に悩み婦人科を受診する

ホルモン補充療法を始めたのは、40歳のとき。

きっかけは、ホットフラッシュと不眠でした。

更年期のような症状が続いた40歳の夏

もともと私は寒がりで、夏でも長袖を着るくらいでした。

ところが40歳の夏、突然、顔や全身がカーッと熱くなるようになった。

昼も夜も関係なく、暑くなったり寒くなったりが何度も繰り返される。

日中は、ミニ扇風機やクールリング、うちわで体を冷ましていました。

夜になると、暑さや寒さで何度も目が覚める。

そのうち寝つくことまで難しくなり、一晩で合計2〜3時間しか眠れない日もありました。

だるさもなかなか抜けません。

「これは更年期なんじゃないか」

「やっぱり、もう閉経したんじゃないか」

そう思い、婦人科を受診しました。

婦人科で「もう間もなく閉経する」と言われた日

診察では、生理の変化や今出ている症状について話しました。

以前、不妊治療を受けていたときの採血データも持参。

医師に確認してもらったうえで、血液検査と尿検査を受けることになりました。

これまでの経過や検査結果を確認したあと、

もう間もなく閉経する

と説明を受けました。

30代の頃から「もしかしたら」と思っていたので、「やっぱりそうだったんだ」という気持ちが先に出ました。

はっきり説明を受けたことで、少しスッキリしたのも覚えています。

40歳でホルモン補充療法を始めた理由

医師から40歳での閉経とホルモン補充療法について説明を受ける

医師からは、平均的な閉経年齢と比べて40歳は早いと説明されました。

実際、日本人の平均閉経年齢は50.5歳とされています。

そして、女性ホルモンが早く減ることで、骨など将来の体にも影響する可能性があるとのこと。

「ホルモンを補って、働きを助けてあげた方がいい」

そう勧められたのが、ホルモン補充療法でした。

今の症状だけでなく、この先の体のために

ホルモン補充療法(HRT)は、減少したエストロゲンを薬で補う治療です。

私の場合は、今出ている症状を和らげることに加えて、40歳という早い時期に女性ホルモンが減ることによる将来への影響について説明を受けました。

詳しいことは分かりませんでしたが、

今のつらさだけじゃなく、この先の体のためにも治療するんだ

そんなふうに受け止めました。

※ホルモン補充療法については、日本女性医学学会が一般向けのHRTガイドブックを公開しています。

医師から聞いた「寿命」の話

このとき、医師から「早く閉経した人は、統計では寿命が約10年短いと言われている」という話も聞きました。

その場では「そうなんだ」と聞いていましたが、今でも覚えている言葉です。

今回改めて調べると、早い閉経と死亡リスクとの関連を示す研究はあるものの、「寿命が一律に10年短くなる」とは確認できませんでした。

そのため、ここでは医学的な事実ではなく、当時、私が医師から受けた説明として残します。

治療を始めると決めた当時の気持ち

ホルモン補充療法を始めると決めた当時の期待と寂しさ

治療を勧められたとき、私はそれほど迷いませんでした。

つらい症状が続いていたこともあり、

これで少し楽になるのかも

という期待の方が大きかったです。

ホルモン剤への抵抗はあまりなかった

処方されたのは、エストラーナテープとデュファストン。

以前、不妊治療で使ったことのある薬でした。

「不妊治療で使った薬を、更年期の治療でも使うんだな」

そう思ったくらいで、ホルモン剤を使うこと自体にはあまり抵抗がありませんでした。

医師から治療を勧められ、その場で「わかりました」と返事をしました。

「女性として終わったんだな」と思った

治療への期待がある一方で、なんとも言えない気持ちもありました。

「女性として終わったんだな」

「もう子どもを望むことはないんだな」

当時は、そんなことを考えていました。

もちろん、閉経したら女性として終わるという意味ではありません。

でも、40歳だった私がそのとき感じたのは、そういう気持ちでした。

「やっぱり閉経だったんだ」という納得。

「これで少し楽になるかもしれない」という期待。

そして、うまく言葉にできない寂しさ。

いろいろな気持ちが混ざったまま、私はホルモン補充療法を始めました。

40歳でホルモン補充療法を始めたとき、治療のことをすべて理解していたわけではありません。

それでも、つらかった症状に治療の選択肢があると知れたことは、当時の私にとって大きなことでした。

同じように40歳前後で閉経やホルモン補充療法について戸惑っている方に、

「こんな経験をした人もいる」

と、ひとつの体験談として届いたらうれしいです。

実際に治療を始めて症状がどう変わったのか、副作用や続ける中で感じたことについては、次の記事で書いていきます。

 

※医療情報の出典

※3つ目は、早い自然閉経と死亡リスクとの関連を検討した論文です。「寿命が一律に10年短くなる」ことを示す出典ではありません。


ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました